会話メモの書き方とテンプレート|相手の話を忘れないために残す4項目
会話をメモしても次に見つからない人へ。営業・恋人・友人との記入例、書かなくてよい情報、会う前に見返す手順まで紹介します。
会話メモの4項目
この記事で、先に押さえる3つのこと
- 1
接点を残す
- 2
本人の事実を残す
- 3
自分の約束を残す
直近の会話を、接点・事実・約束・次に聞くことの四行にしてみます。
相手の話を忘れないようにメモしたのに、次に会うときにはどこに書いたか分からない。読み返しても「カフェ」「旅行」だけで、誰の話だったか思い出せない。
会話メモは、誰といつ話したか・本人が話したこと・自分の約束・次に確認することの四つに分けると、見返す目的がはっきりします。全部の会話を書き起こす必要はありません。
以下のテンプレートと人物の例は、説明用に作成した架空のものです。
コピーして使える、会話メモの4項目
誰と・いつ・どこで:
本人が話したこと:
自分が約束したこと/期限:
次に確認したいこと:
まず一度だけ、この枠で残してみてください。話に出なかった項目は空欄のままでかまいません。毎回全部を埋めるために質問すると、自然な会話から離れてしまいます。
「次に確認したいこと」は、必ず聞く質問集ではありません。その場の都合や相手の気分によって、使わない選択もできます。
どうしてこの四つを分けるのか
| 項目 | ないと困ること | 短く書く例 |
|---|---|---|
| 誰と・いつ | 他の人の話と混ざる | 8月28日、山田さん、昼食 |
| 本人の話 | 次の会話の手がかりがない | 来月、陶芸を体験する予定 |
| 自分の約束 | 行動することが埋もれる | 日曜までに店の場所を送る |
| 次の確認 | 曖昧なことを事実にしてしまう | 体験の日程は未確認 |
思い出す手がかりと、実行することを分けるのがポイントです。「店の話で盛り上がった」の中に「場所を送る」が埋まっていると、読み返しても約束を見落とすことがあります。
営業で使うときの記入例
誰と・いつ:8月28日、田中さん、オンライン
本人の話:次回は利用する部署の担当者も同席したい
自分の約束:8月31日までに候補日時を送る
次の確認:同席者の人数と、説明に使える時間
ここで「導入に前向き」と評価を書き足すより、本人が何を言ったかを残します。前向きかどうかの解釈と、同席したいという事実は別だからです。
このような業務情報は会社指定の記録先で扱います。個人アプリを使う場合は会社の許可範囲を確認し、契約条件や秘密の情報を持ち出さないでください。正式な議事録を、自分だけのメモで置き換えるものではありません。
恋人や友人との記入例
恋人の話を残す場合は、相手の私生活を詳しく記録するより、自分がどう行動するかを中心にします。
誰と・いつ:8月28日、恋人と夕食
本人の話:次の休日は静かに過ごしたい
自分の約束:金曜までに近場の候補を二つ送る
次の確認:外で食事するか、家で過ごすか
友人なら、話の続きが分かるだけでも十分です。
誰と・いつ:8月28日、山田さんとカフェ
本人の話:来月、初めて陶芸を体験する予定
自分の約束:特になし
次の確認:本人が話したそうなら、体験の感想
書く理由や範囲は、相手が気にする場合には相談します。「記録しないで」と言われた話は残しません。本人が話してくれたからといって、何でも保存してよいという意味ではありません。
書かなくてよい情報、言い換えたい情報
「重要人物」「面倒な人」といった評価は、会話の内容を思い出す材料にはなりにくく、読み返すときの見方も狭めます。具体的な行動に必要でないなら、書かない選択ができます。
推測も事実と混ぜないようにします。「転職するらしい」ではなく、「転職を検討していると本人から聞いた。時期は未確認」と、聞いた範囲に合わせます。本人から聞いていない噂を、人物の特徴として登録しないでください。
家庭の事情や健康の話など、慎重に扱いたい内容は、残す必要があるかを先に考えます。会話を思い出したいだけなら、詳細を保存しなくても次の行動を決められる場合があります。
書いたあと、次に会う前にどう読む?
会話が終わって落ち着いたら記録し、次に会う前は次の順番で見ます。
- まだ果たしていない自分の約束を確認する。
- 前回の話から、今日使えそうな話題を一つ選ぶ。
- 未確認のことや、古くなった予定を区別する。
文章を整えるより、名前で見つかることを優先します。音声入力を使う場合も、会話後に自分が要点を話す形でかまいません。入力された人名や日付、整理された内容が合っているかは読み返してください。
続かないときは、項目より量を減らす
毎回長文になるなら、「今日の話題を一つ」と「自分の約束」だけに減らしてみます。次の会話で使わなかった情報を、習慣だけで増やさないようにします。
一冊のノートや一つのメモで、相手の記録がすぐ出るなら十分です。人数が増え、記録と約束が別々になってきたら、人ごとにまとまるアプリを比較します。人脈管理アプリを選ぶときの基準も参考になります。
記録の量より、書いてから見返すまでの一往復。まず次に会う一人で試してみてください。
一週間使ったら、書くのに困った項目と、実際に役立った一行を見直します。使わない項目を増やすより、自分が開くタイミングに合わせて短く直すほうが、次の一回につながります。
よくある質問
会話メモはどれくらい詳しく書けばいいですか?
次に会う前に読める量を目安にします。まずは、誰といつ話したか、本人が話したこと、自分の約束、次に確認することの4項目だけで始められます。
相手の言葉を正確に覚えていません。
推測で埋めず、分からない部分は未確認と記します。日時や約束の内容など必要な点は、次に本人へ確認してから直しましょう。
音声でメモを作るときは、会話を録音するのですか?
この記事で提案しているのは、会話後に自分で要点を話して入力する方法です。相手との会話を無断で録音する方法ではありません。入力した文字や整理結果は自分で確認します。
この記事を書いている人が作っています
会話メモが散らばってきたら、人ごとにまとめる。
rolo は、書いた会話から覚えておくことと約束を整理し、確認して残せるアプリです。手元のメモで足りるか、アプリでまとめたいか、実際の画面で比較できます。
10人まで。書き出しと削除は、どの段でもできます。