同じことを聞いてしまうときの対処法|「前にも言ったよ」への返し方

出身地、仕事、週末の予定。前に聞いたのにまた質問して気まずくなる人へ。聞き直す言葉、会話の区切り方、次回に残す一行メモを紹介します。

同じ質問をした後

この記事で、先に押さえる3つのこと

  1. 1

    短く謝って聞き直す

  2. 2

    一度に取り返そうとしない

  3. 3

    次回の入口を一行残す

✓
今日すること

次に会う一人について、以前聞いたことではなく未確認のことを一つ書き出します。

「出身はどこだっけ」「週末は何をしていたの?」。何気なく聞いたら、「それ、前にも言ったよ」と返される。相手の話に興味がないわけではないのに、同じ質問を繰り返してしまう。

その場では覚えていないことを短く認め、必要なことだけ聞き直す。次に向けては、話題と相手の名前を一緒に残す。この二つを分けて取り組んでみてください。

ここで扱うのは日常会話の工夫です。忘れる原因の診断をする記事ではありません。会話例・記入例は架空のものです。

「前にも言ったよ」に、どう返せばいい?

「そうだったね、覚えていなくてごめん。今の話に戻ろう」

出身地など、今すぐ必要ではない情報なら、無理にもう一度答えてもらわなくてもかまいません。「え、聞いたことあった?」と記憶を争うより、話を続けやすい形に戻します。

予定の確認など、必要な情報なら、聞き直す理由と範囲を伝えます。

「前に教えてもらったのに、時刻が分からなくなってしまった。待ち合わせに遅れないよう、開始時間だけもう一度確認していい?」

相手が答えてくれたら、感謝を伝えてその場で残します。何度も謝り続けて、相手に「気にしなくていい」と言わせることを目的にしないようにします。

どこで話が抜けたのか、場面を分ける

性格の問題だと決めつける前に、自分が困った場面を見直します。原因を断定するためでなく、次に変える行動を選ぶためです。

起きた場面 見直すこと 次に試すこと
作業をしながら聞いた 聞く時間が取れていたか 手を止めてから聞く
一度に何人とも話した 誰の話か結びついているか 名前と話題を一緒に残す
久しぶりに会った 前回の記録を見られるか 会う直前に一行読む
質問を次々にした 答えを受け止める間があったか 次の質問の前に一言返す

「自分は覚えられない」と一括りにせず、一度の場面から選びます。例えば聞きながら画面を見ていたなら、まず画面を置いてみる。それで何が変わるかを確かめます。

新しい質問の前に、答えを一度受け止める

会話が止まるのを避けようとして、質問だけを続けることがあります。「どこに住んでいるの?」「仕事は?」「趣味は?」と進むと、答えを受けて話す時間がなくなります。

架空の例として、相手が「最近は休みの日にパンを焼く」と話した場合を考えます。

「パンを焼くんだ。休みの朝に焼きたてがあるの、いいね」

まず感想を返し、相手が続けたそうなら「どんなパンを作るの?」と尋ねます。自分の感想を無理に作る必要はありませんが、次の質問へすぐ移らないだけでも、相手の答えを扱う時間ができます。

相手が短く答えて終わりたそうなら、それ以上広げなくてかまいません。話題が続かなかったことを失敗扱いしないようにします。

自分の近況を少し話す方法もあります。「自分は最近、休日に散歩している」のように返せば、質問をしなくても会話の材料を出せます。相手の情報を増やすことだけを、会話の目的にしないようにしましょう。

次回に残すのは、人物紹介ではなく一行の会話

「趣味:料理」のような分類だけでは、何を話したかまで戻れないことがあります。いつ、誰が、何を話したかを一緒にします。

8月28日、佐藤さん。最近、休日にパンを焼き始めた。次はベーグルを試したいとのこと。

次に会う前にこれを見れば、また「趣味は何?」と聞く代わりに、続きが候補になります。

「この前話していたパン作り、その後どう?」

「ベーグル、もう作ったよね」と結果を決めつけず、変化を聞きます。始めたばかりのことを、その人の永久に変わらない特徴として記録しないためにも、日付を付けます。

メモを取れない場所では、どうする?

会食中や、相手が気持ちを話しているときなど、入力を始めると会話を止めてしまう場面もあります。その場で全部を残す必要はありません。

約束の日時なら、「忘れないよう予定だけ入れていい?」と断って確認できます。日常の話題は、会話が終わって落ち着いてから一つだけ残す方法もあります。

記憶が曖昧になっていた部分は、推測で完成させず「場所は未確認」と残します。正確な記録がないのに、自信のある情報として次の会話に持ち込まないようにしてください。

メモが役に立たないときに見直すこと

書いた記録を一度も開いていなければ、書く量を増やしても次の会話では使えません。まず、会う前に相手の名前で探せるかを試します。

一冊のノートや今のメモで見つかれば、それで十分です。人数が増え、誰との話か分からなくなる場合に、人ごとにまとまる道具を検討します。記録することを相手が嫌がる場合は、残す範囲を相談してください。

次回、相手の話が一つつながったら、そのやり方を続けます。すべての情報を記憶することではなく、同じ説明を頼む回数を少しずつ減らすための工夫です。書き方に迷う場合は会話メモのテンプレートを使ってみてください。

よくある質問

「前にも言ったよ」と言われたら、何と返せばいいですか?

「そうだったね、覚えていなくてごめん」と短く認めます。今必要なことなら一点だけ聞き直し、必要でなければ相手に再説明を求めず話を戻します。

同じ質問を避けるため、分からないことは聞かないほうがいいですか?

日時や約束など必要なことは確認しましょう。確認が必要な質問と、会話をつなぐためだけの質問を分けると、無理に思い出したふりをせずに済みます。

相手が多く、誰の話だったか混ざってしまいます。

話題だけでなく、名前と会った日を一緒に残します。「京都の話」ではなく「8月28日、佐藤さんが京都旅行を計画中」のように、誰からいつ聞いたかが分かる形にします。

この記事を書いている人が作っています

次に会ったら、質問を最初からやり直さないために。

rolo では、その人との前回の会話や覚えておくことを見返せます。一行から記録し、次に会う前に読む使い方を紹介しています。

10人まで。書き出しと削除は、どの段でもできます。

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