名刺交換のあと、誰と何を話したか忘れる。交流会の会話メモとお礼の書き方
名刺はあるのに会話を思い出せない人へ。交流会後に残す3項目、混同したときの確認、お礼メールの例と職場の情報管理で気をつける点を紹介します。
交流会後に残すこと
この記事で、先に押さえる3つのこと
- 1
名刺より会話の入口
- 2
お礼は当日の具体を添える
- 3
顧客情報は会社規程に従う
名刺一枚について、会った場・話題・次にすることを許可された記録先へ残します。
交流会から帰って、机に名刺を並べる。「この人とは長く話したはずなのに、何の話だっただろう」。会社名は読めても、会話の続きが出てこない。
残すのは、会った場面・本人が話したこと・自分の約束の三つです。名刺にある情報をもう一度写すより、名刺だけでは戻せない会話を結び付けます。この記事の人物や文例は架空です。
名刺にないことを、三つだけ書く
| 項目 | 記入例 | あいまいにしない点 |
|---|---|---|
| 会った場面 | 8月28日、交流会の休憩時間 | 日付とイベントを結び付ける |
| 本人が話したこと | 来月、展示会を見に行く予定 | 自分の予想を足さない |
| 自分の約束 | 話題に出たイベントの公式案内を送る | 誰が何をするかを書く |
「興味あり」「有望」だけでは、次に何をするかが分かりません。営業上の評価が会社の業務として必要なら、指定のCRMに、その根拠と区別して記録します。会話を思い出すためのメモに、根拠のない人物評価を混ぜないようにします。
会場で書けないなら、区切りを決める
話しながらずっと画面を見るのは避けたい。だからといって、一晩の最後まで全員分を頭に置いておくのも大変です。
休憩時間や会場を出たあとなど、無理なく確認できる区切りで、確かなことだけを書きます。周囲に人がいる場所で顧客名や話の内容を音声入力する場合は、聞かれて困る情報がないか注意してください。
相手の目の前でメモをするなら、「後で案内をお送りしたいので、メモしてもいいですか」と用途を伝える方法があります。許可を得たからと、会話全体を録音してよいことにはなりません。
名前と話が混ざったときは、埋め合わせない
二人とも同じ業界だった、似た名前だった。混同は、後で名刺を見るだけでは解けないことがあります。
そのときは「未確認」として残します。違う人に「お子さんの進学の件ですが」と送るより、分からないままにして確認するほうが安全です。
約束した資料がどれだったか不明なら、必要な範囲で短く確認します。
「先ほどはありがとうございました。お送りする資料について、念のため確認させてください。ご案内していたのは、来月の展示会の概要で相違ないでしょうか」
実際に約束した可能性がある場合の例です。覚えていない会話を作って営業のきっかけにしないでください。
お礼は、相手と交わした話を一つ添える
件名:本日の交流会のお礼
本日はお話しする時間をいただき、ありがとうございました。
来月の展示会について伺ったお話が印象に残りました。
お約束した公式案内をお送りします。ご確認いただければ幸いです。
話題が確かな場合に使う文例です。添付やURL、送信先は送る前に確認します。約束していない営業資料を大量に付けたり、お礼への返信を催促したりする必要はありません。
会話を思い出せない場合でも、「本日の交流会でご挨拶でき、ありがとうございました」と、確かな出来事だけでお礼を伝えられます。
送ったあとに、記録を終わらせる
「案内を送る」と書いたままだと、次に開いたときに未対応に見えます。送った日を残し、次の約束ができたらその内容を更新します。
相手が「今は必要ない」と答えた場合は、それを受け止めます。会ったことがあるからといって、何度も連絡してよいとは限りません。今後の連絡についての希望も守ってください。
会社の情報と、個人のメモを分ける
名刺を受け取った業務上の立場や、保存先のルールによって扱いは変わります。会社指定の名刺管理やCRMがあるなら、そこを使います。個人アプリへコピーする前に、情報管理の担当者に確認してください。
相手の私生活、健康、家族の事情を細かく残すことは、このメモの目的ではありません。本人が話したからと、すべてを保存する必要はありません。
roloは名刺の自動読み取りやチームの営業管理を代行するものではなく、人ごとの会話を見返す道具です。会話メモの基本形を使える範囲で試し、商談で話を忘れたときは確認の仕方を参考にしてください。
よくある質問
もらった名刺に直接メモしてもいいですか?
相手の目の前で書くなら、ひと言確認します。気になる場合は別のメモに残し、会社の決まりに従って指定の保存先へ整理します。
お礼メールで話した内容を思い出せません。
会場や日時など確かなことと、会ってもらったお礼から書けます。別の人の話を混ぜたり、関心があったと決めつけたりしないようにします。
roloは名刺管理や会社のCRMの代わりになりますか?
名刺の自動読み取りやチームで案件を共有する仕組みの代わりではありません。個人で会話を記録し見返すための道具です。業務情報は会社の指定先を優先してください。
この記事を書いている人が作っています
名刺の名前に、その日の話を結び付ける。
roloは、人ごとに会った記録や自分の約束を見返す道具です。会社の情報管理ルールを確認したうえで、個人で使える範囲をご覧ください。
10人まで。書き出しと削除は、どの段でもできます。